【建設業法】関連コラム
令和4年度1級管工事・電気通信工事・造園施工管理技術検定 「第一次検定」合格者の発表
社員行政書士・東京事務所所長
大野裕次郎
建設業に参入する上場企業の建設業許可取得や大企業のグループ内の建設業許可維持のための顧問などの支援をしている。建設業者のコンプライアンス指導・支援業務を得意としており、建設業者の社内研修や建設業法令遵守のコンサルティングも行っている。
令和4年9月4日に実施された1級管工事・電気通信工事・造園施工管理技術検定の「第一次検定」が実施され、本日合格者が決定されました。
合格者数・合格率
1級管工事施工管理技士の受検者数は16,839人で合格者数は7,231人(合格率42.9%)、1級電気通信工事施工管理技士の受検者数は7,300人で合格者数は3,982人(合格率54.5%)、1級造園施工管理技士の受検者数は3,091人で合格者数は1,360人(44.0%)です。
(出典:国土交通省「令和4年度 1級管工事・電気通信工事・造園施工管理技術検定 「第一次検定」合格者の発表」https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo13_hh_000001_00134.html)
技士補
「第一次検定」の合格者の方は、1級土木施工管理技士補の称号が付与され、1級第一次検定に合格した技士補のうち、主任技術者の資格のある方は、監理技術者補佐として早期に責任のある立場で現場の施工管理に携わることができます。所定の実務経験を積み第二次検定まで合格すると、監理技術者として職務を行うことができるようになります。
その他
- 受検者には合否通知書が送付されます。また、不合格者には成績も通知されます。
- 合格者のうち希望者は1級第一次検定の合格証明書の交付を受けることができます。申請方法については合格者に送付される合格通知書に案内があります。交付手数料として2,200円が必要です。
- 第二次検定の受検については、第一次検定の合格証明書がなくても合格通知書により申込をすることができます。
- 合格者の番号、試験問題、正答その他の内容については、一般財団法人全国建設研修センターのホームページ(https://www.jctc.jp/)に掲載されています。