【建設業法】関連コラム
令和3年度1・2級建築・電気工事施工管理技術検定合格発表
社員行政書士・東京事務所所長
大野裕次郎
建設業に参入する上場企業の建設業許可取得や大企業のグループ内の建設業許可維持のための顧問などの支援をしている。建設業者のコンプライアンス指導・支援業務を得意としており、建設業者の社内研修や建設業法令遵守のコンサルティングも行っている。
令和4年1月28日、一般財団法人建設業振興基金は、令和3年10月17日に実施された令和3年度1級建築及び電気工事施工管理技術検定と、令和3年11月14日に実施された令和3年度2級建築・電気工事施工管理技術検定の合格者を発表しました。
1級第二次検定合格者には、1級建築施工管理技士、1級電気工事施工管理技士の称号が付与され、現場の監理技術者や主任技術者等として職務を行うことができるようになります。
2級第二次検定合格者は、1級受検に必要な実務経験を積む前に「1級第一次検定のみ」の受検が可能です。なお、第二次検定の受検には相当の実務経験を得る必要があります。
令和3年度の試験実施結果
試験 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
1級建築(第二次検定) | 12,813人 | 6,708人 | 52.4% |
1級電気工事(第二次検定) | 7,922人 | 4,655人 | 58.8% |
2級建築(第一次検定) | 18,737人 | 9,203人 | 49.1% |
2級建築(第二次検定) | 23,380人 | 8,205人 | 35.1% |
2級電気工事(第一次検定) | 5,083人 | 2,935人 | 57.7% |
2級電気工事(第二次検定) | 6,932人 | 3,493人 | 50.4% |
その他
合格者の方には合格通知書、不合格者の方には不合格の旨及び成績の通知が一般財団法人建設業振興基金から送付されます。合格者の方の受検番号は、一般財団法人建設業振興基金のホームページ(https://www.kensetsu-kikin.or.jp/news/)に掲載されています。