令和2年度建設機械施工技術検定試験合格者の発表
社員行政書士・東京事務所所長
大野裕次郎
建設業に参入する上場企業の建設業許可取得や大企業のグループ内の建設業許可維持のための顧問などの支援をしている。建設業者のコンプライアンス指導・支援業務を得意としており、建設業者の社内研修や建設業法令遵守のコンサルティングも行っている。
令和2年8月22日から9月7日までに実施された令和2年度1級・2級建設機械施工技術検定「実地試験(実技試験)」、10月11日に実施された1級「実地試験(記述試験)」の合格発表があり、1級174人、2級延べ845人の方が合格されました。
実地試験の結果
令和2年度の建設機械施工技術検定は、新型コロナウイルス感染症対策のため実施スケジュールが大幅に変更されたうえに、「実地試験(実技試験)」は、令和2年度に学科試験の免除を受けることができる方のみを対象として実施されたため、受検者数が例年と比べ大幅に少なくなっています。最終合格者数も、例年と比べ非常に少数だそうです。
2級実地試験実受検者数、種別ごとの受検者数及びそれぞれの合格者数
・合格者の受検番号を官報で公告するとともに、一般社団法人日本建設機械施工協会の本部・支部及び同協会ホームページ、並びに国土交通本省、各地方整備局、内閣府沖縄総合事務局で掲示します。また、合格者には、合格通知書を、不合格者には不合格の旨及び成績の通知を同協会より送付。
・1級組合せ施工法(記述式)試験については、一般社団法人日本建設機械施工協会のホームページ(https://jcmanet-shiken.jp/)に、試験問題等を掲載しています。
改正について
合格者は「建設機械施工技士」として、現場の監理技術者や主任技術者等としての職務を行うことができるようになります。
なお、令和3年4月1日に「建設機械施工」の名正変更が予定されており、「建設機械施工管理」となります。
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