建設業法令遵守ブログ

【建設業法】関連コラム

令和2年度1級建築・電気工事施工管理技術検定「学科試験」合格者の発表

大野裕次郎

社員行政書士・東京事務所所長

大野裕次郎

建設業に参入する上場企業の建設業許可取得や大企業のグループ内の建設業許可維持のための顧問などの支援をしている。建設業者のコンプライアンス指導・支援業務を得意としており、建設業者の社内研修や建設業法令遵守のコンサルティングも行っている。

10月8日に実施された1級建築施工管理技術検定、1級電気工事施工管理技術検定の学科試験について、11月20日に合格者が発表されました。1級建築施工管理は受検者数22,742名のうち合格者数11,619名で合格率は51.1%、1級電気工事施工管理は受検者数14,407名のうち合格者数5,493名で合格率は38.1%とのことです。


(出典:国土交通省「令和2年度1級建築・電気工事施工管理技術検定「学科試験」合格者の発表」https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo13_hh_000001_00014.html)

学科試験の合格者については、2月21日に実施される実地試験を合格すると、それぞれ1級建築施工管理技士、1級電気工事施工管理技士の称号が付与され、現場の監理技術者や主任技術者として職務を行うことができるようになります。

合格者の発表については、一般財団法人建設業振興基金のホームページよりご確認ください。
http://www.kensetsu-kikin.or.jp/

技術検定制度の見直し

改正建設業法により技術検定制度が見直され、令和3年4月1日から、学科と実地を加味した第1次検定と第2次検定に再編されることになっています。第1次検定の合格者に「技士補」、第2次検定の合格者に「技士」の称号が付与されることとなります。

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